5年算数 速さ1
子どもの学習支援 by いっちに算数 スマホ版

注 2021/02/09改正

※この内容は移行措置により6年生から移動しています。
新学習指導要領への移行措置について

@「速さ」の意味と表し方
A「速さ」の計算
B「道のり」と「時間」と「速さ」の関係
C「道のり」・「時間」・「速さ」の関係を生活の中で生かすこと

教え方1

「動物の速さ比べ」の問題を通して、速さの意味を理解させます。下の問題を見て下さい。

ねこは 800mを 5分で 走ります


いぬは 1kmを 4分で 走ります


いのししは 920mを4分 で 走ります


動物のGIFアニメ提供元

問題
「ねこ」と「いぬ」と「いのしし」の速さ比べの問題です。
1番、速いのは、どの動物ですか?

「単位量あたりの大きさ」では、こみぐあいを比べる時に「1uあたりの人数」か「一人分の広さ」か、くらべる単位をそろえることが大切だと学んでいます。
速さをくらべるときにも、そのことを思い出させ、時間をそろえるとよいことに気づかせます。
ここでは1分間に なんm進むかをくらべるとよいことに気づくといいですね。

距離と時間の関係

進む距離を棒の長さで図にあらわすとこうなります

色をぬった部分が1分間に進む距離です。

図を見るとねこがおそいことは、なんとなくわかりますが、いのししと犬ではくらべにくいですね。

そこで距離を時間で割って、くらべかたを「そろえる」ことが必要になってきます。

進んだ距離を時間(分)の数で割ると1分間に進む距離がわかることに気づかせます。

※動物の進み方にはムラがあることに気づくお子さんもいると思いますので「平均」の考え方を思い出させます。

距離÷時間 を計算させます
※犬の1km=1000mに気づかせます。

ねこ・・800÷5=160(1分間に進む距離)
いぬ・・1000÷4=250(1分間に進む距離)
いのしし・・920÷4=230(1分間に進む距離)

1分間にいちばん長くすすむのは、いぬとなり、いぬがいちばん速いとわかります。
2番目はいのししですね。

きまった距離を進むのにかかる時間をくらべる

次に、1kmすすむのに、かかった時間を くらべてみます。
時間÷距離の式になります
※ねこといのししはmをkmに直して計算します。
割りきれないときは、小数第3位を四捨五入させます。電卓を使ってもよいです。

時間÷距離を計算させます

1km走るのにかかる時間
ねこ・・・5÷0.8=6.25(分)
いぬ・・・4÷1=4(分)
いのしし・・4÷0.92=約4.35(分)

同じ距離を少ない時間で走る方が早いので、やはり「いぬ→いのしし→ねこ」の順になります。

数字が小さい方が速いということはスポーツテストの50メートル走での体験を思い出させるとよくわかりますね。

速さを調べるのに、普通は、1時間あたり、1分あたり、1秒あたりの距離を比べることが多いですが、スポーツの大会では、かかった時間を比べることが多いということにも気づかせて下さい。
例 マラソンでは42.195kmをいちばん短い時間で走った人が1位です。

   
    イラスト配布元

一方、乗り物の速さを比べるときは、時速を使うことが多いです。
例 新幹線の速さ・・・時速220km
 自動車の速さ・・・時速60km など


イラスト配布元

一般に人が歩く速さは、時速4kmと考えられています。1kmを歩く時間は、1時間の4分の1なので15分ということになりますね。
覚えておくと初めての土地や旅行先などで役立ちます。
      

教え方2


速さの単位と表し方を理解させます。

問題
青い車と、赤い車は、どちらが速いですか?

青い車は150qを3時間で走ります。

赤い車は120qを2時間で走ります。

1時間あたり 何qすすんだかをくらべます

このことから、赤い車が、青い車より速いことがわかります。


動画提供元

速さを求める式を教えます
速さ=道のり÷時間

時速・分速・秒速

時速は、1時間あたりに進む道のり(q)で表した速さ
分速は、1分間あたりに進む道のり(m)で表した速さ
秒速は、1秒間あたりに進む道のり(mやcm)で表した速さ

赤い車の時速は60kmです。
青い車の時速は50kmです。

補足
小学校では 速さは 時速60kmのように「時速」を単位の前に必ずつけます。
中学校以降では 60km/時や60km/hのような表し方をします。(毎時60kmと読みます)
新聞や車の広告でこのような単位を見ることがよくあると思いますので、見かけたら教えてあげると理解が深まります。

また、速度の単位と長さの単位がmやkmで同じため、迷うお子さんも多くいます。速度の場合は
「時速50km」とは「50kmずつ」と読み替えて考えさせるという手もあります。答えを記入するときは、もちろん「ずつ」はつけません。


速さ=道のり÷時間
はやさはみちのりわるじかん
と声に出して覚える練習をしましょう。

教え方3

教え方3 
「速さ」と「時間」を使って、「道のり」の求め方をとらえさせます。

問題
白黒ねこは、秒速10m走ります。
5秒走ったら何m(道のり)進みますか?


イラスト提供元

10×5=50 50m進みます
下はそのイメージです

このことから、道のりを求める式は
道のり=速さ×時間
となります
声を出して覚える練習をします。


練習問題

問題
@1時間に24km進む自転車で30分走ったら
どれだけ進みますか?

           
素材提供
動くイラストフリー素材

考え方
30分は1時間の半分なので0.5時間と考えます。
 距離×時間=道のり だから
 24×0.5=12

 答え 12km

Aこの自転車の分速は何mですか?

考え方
1時間は60分だから
 24÷60=0.4km
1km=1000mだから
 0.4km=400m

 答え 分速400m
※ 分速をつけ忘れないようにしましょう。

元の速さの単位と聞かれている単位がちがうことに注意しましょう。

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