2年算数 かけ算九九(2)
6,7,8,9,1の段
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↑かけ算の意味・2のだん5のだんの九九について

@ 6・7・8・9・1の段の九九
A かけ算を使って解く問題の考え方
B かけ算九九の練習方法
C 生活場面で九九を使うことのよさ

教え方5

6・7・8・9・1の段の九九も同じようにたし算の考え方から九九を作ります。

お子さんに下の絵をみせて質問します。

1れつに★が6つならんでいます。
・2れつでは★はなんこになるでしょう。
・3れつでは★はなんこでしょう
・4れつでは・・・・
・★は なんこずつ ふえていくでしょう



□の数を考えて 6のだんの九九をぜんぶ ノートに 書かせます
※前のだんの答えに6をたしていきます
6×1=□
6×2=□
6×3=□
↓↓

□がぜんぶ書けたら下の表を見せてこたえあわせしましょう。
そして、6のだんのとなえ方をいっしょに練習しましょう。
つっかえたら「一つ前のこたえに6をたすといいよ」とヒントを与えてあげましょう。
順番に言えるようになったら、でたらめな順番で6のだんの九九を言って、正しく答えが言えるようになるまで練習させます。

6のだんの九九 となえ方

6×1= ろくいち が ろく
6×2= 12 ろくに じゅうに
6×3= 18 ろくさん じゅうはち
6×4= 24 ろくし にじゅうし
6×5= 30 ろくご さんじゅう
6×6= 36 ろくろく さんじゅうろく
6×7= 42 ろくしち しじゅうに
6×8= 48 ろくは しじゅうはち
6×9= 54 ろっく ごじゅうし

7.8.9 .1のだんの九九

◆7のだん、8のだん、9のだんの九九のとなえ方は 教科書に載っています。 九九はかけ算の基本です。しっかり練習させましょう。
◆特に7のだんは、「しち」が発音しにくいので覚えにくい九九です。「しちし(7x4)」や「しちしち(7x7)」は「し」が多いので特につっかえやすいので何度も言って練習させましょう。
◆つっかえたら「一つ前のこたえに7をたすといいよ」とヒントを与えてあげましょう。(※8のだんなら8をたす、9のだんなら9をたす)
◆順番に言えるようになったら、でたらめな順番で九九を聞いて、正しく答えが言えるようになるまで練習させます。

↓に となえ方だけ載せておきますので、教科書を見せて練習させて下さい。

7のだん
しちいち が しち
しちに じゅうし
しちさん にじゅういち
しちし にじゅうはち
しちご さんじゅうご
しちろく しじゅうに
しちしち しじゅうく
しちは ごじゅうろく
しちく ろくじゅうさん

8のだん
はちいち が はち
はちに じゅうろく
はちさん にじゅうし
はちし(はっし) さんじゅうに
はちご しじゅう
はちろく しじゅうはち
はちしち ごじゅうろく
はっぱ ろくじゅうし
はっく しちじゅうに
(  )は覚えやすい方でよい

9のだん
くいち が く
くに じゅうはち
くさん にじゅうしち
くし さんじゅうろく
くご しじゅうご
くろく ごじゅうし
くしち ろくじゅうさん
くは しちじゅうに(ななじゅうに)
くく はちじゅういち
(  )は覚えやすい方でよい

1のだん
(いちをいんと言うのはとなえやすいからです)
いんいち が いち
いんに が に
いんさん が さん
いんし が し
いんご が ご
いんろく が ろく
いんしち が しち
いんはち が はち
いんく が く

1のだんは、かける数がそのまま答えですから、そのことを理解していれば、となえ方を覚えられなくても問題はありません。

※「じゅう」は「じゅ」と言った方が覚えやすい九九もあります。
例 「6×8 ろくは しじゅはち」
  「6×9 ろっく ごじゅし」
  「8×7 はちしち ごじゅろく」など

練習問題

もんだい(1)
1つ7円の あめを 5こかったら、だい金は何円ですか。


もんだい(2)
8こいりの おかしの はこが 4はこ あります。おかしは ぜんぶで なんこ ありますか。


もんだい(3)
いちごの パックに いちごが 9こ はいっています。このパックが 6パック あります。いちごは ぜんぶで なんこ ありますか。

こたえ
(1)しき 7×5=35  こたえ 35円

(2)しき 8×4=32  こたえ  32こ

(3)しき 9×6=54  こたえ  54こ



考え方を言葉で言わせましょう。

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かけ算の教え方 目次
1.かけ算とは、2.3.4.5の段の九九
2.6.7.8.9.1の段の九九
3.かけ算の問題、かけ算のくふう
4.九九の表のきまり
5.九九の練習のしかた

保護者の方へ

教科書には、かけ算を用いた文章題の練習問題がありますので、少しずつ取り組ませると文章問題に慣れてきます。また、かけ算の「九九を覚えること」は、お子さんによっては、個人差がありますのであせらず、ゆっくり、ゆっくり、時間をかけてほめながら、取り組ませることが大切です。大人があせると、かえって子どもは算数が嫌いになることがあります。

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