1年生では「わかりやすく整理しよう」という学習で絵グラフを作って、ことがらを整理する方法を学びました。
2年生では、「グラフ」や「表」という言葉を学んで、さらに情報をわかりやすく整理する方法を学んでいきます。
おさらいです
1年「わかりやすくせいりしよう」
@表やグラフの意味
A与えられた資料を正しくグラフにすること
Bグラフから表をつくること
Cグラフや表から資料の特徴を読み取ること
クラスで「好きな給食は何ですか」と聞いた時のいろいろな答えを整理する方法を考えさせます。
2年1組のこたえ↓
教える時は、紙に以下のような簡単な表を書いてあげて、上の図を見せながら、お子さんに○を書かせます。
おなじ言葉をみつけさせながら、順序よく○を書かせます。
2年生なら、1種類ずつ数えてから、その数だけ○を書くという作業ができるでしょう。
例「カレーはいくつあるかな?」「ラーメンはいくつかな?」
教え方@
シールや○を使ってグラフに表すことを教えます。下のような整理の仕方を「グラフ」と言うことを教えます。
グラフに表すと2年1組のすきなきゅうしょく調べは下のようになります。
問いかけ1
上のグラフを見て、いちばん多くの 人が すきな きゅう食を いいましょう。
答え カレー
問いかけ2
グラフを 見て すきな人が いちばん 少ない きゅう食を いいましょう。
答え やきそば
グラフにすると「多い少ないがわかりやすい」ということに気づかせます。
教え方A
グラフから下のような表にまとめることを教えます。
ノートに↓のようなわくを書いてあげて、グラフから読み取った数を書かせます。
答えあわせをします
表を見せてすきな人が一番多いメニューと一番少ないメニューをたずねます。
表していることは グラフと同じですが、表に表すよさは何か 考えさせます。
「ノートに書く場所が少なくてすむ」とか
「数字でわかりやすい」などの答えが出てきたら、ほめてあげましょう。
最後に下の練習問題の絵を見せて、お子さん自身にグラフや表を書かせてみましょう。
じょうぎとマス目のあるノートが必要です。
また、「グラフがないと表は書けないね」など 整理の仕方の順序にも気づかせるとよいでしょう。
下の絵を見せて グラフや表を書かせてみましょう。
グラフがうまく書けないお子さんには、保護者の方がアドバイスしてください。
書いてからシールを貼らせるか、○を書き込ませてみましょう。
グラフの例(くだものの順番はちがってもいい)
表の例
答えの一例(順番は違っていてもよい)
表やグラフが正しく書けたら、ほめてあげましょう。
この学習は、さらに折れ線グラフや棒グラフ、度数分布表、円グラフ、帯グラフなどの学習につながります。
■3年棒グラフの教え方
■4年折れ線グラフの教え方
■5年帯グラフ円グラフの教え方
■6年柱状グラフの教え方
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