3けたの数のたし算ひき算ができるようになったら、次の問題を考えさせてみましょう。
東京書籍の教科書では「5.たし算ひき算の筆算」の後にある「考える力をのばそう」のページにある問題です。
3けたの数のたし算ひき算(3年)
長さ(2年)
あきらくんの家の出まどのよこの長さをはかるのに30cmのものさしを2本使いました。
下の図のように重なりが8cmありました。
出まどのよこの長さは何cmですか。
テープ図を書かせます。
式を考えさせます。
(30−8)+30
または 30+(30-8)
※重なりの部分をひくことに気づかせます
30-8は 22なので 22+30=52
答え 52cm
ゆみさんは、同じもようのリボンを2本持っています。
88cmと45cmのリボンです。
2本をぬいあわせて130cmのリボンにするには、重なりの部分を何cmにすればいいですか。
重なりの部分を□と考えると
(88−□)+45=130
88+45=133 だから
133−130=3 で
答え 重なりを3cmにすればよい
この学習は、図を活用して、重なりのある2つの長さの和を求める学習です。今後、図形の問題でも重なり部分をひいて答えを求める解き方がよく出てきます。その基礎となる考え方を学ぶ問題です。
↓図形の面積問題の例(4年生)
↓体積を求める問題の例(6年生)
つながる学習
4年 複合図形の面積の求め方
6年 複雑な立体の体積の求め方
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