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このページでは複合図形の面積をもとめる方法を学習します。先に上のリンク先をご覧下さい。
正方形や長方形の面積の公式を使って、下の複合図形の面積の求め方を気づかせます。
下のピンクの図形のような形を
「複合図形(ふくごうずけい)」といいます。
この面積の求め方を考えさせてみてください。
そして、最後に下の動画を一緒に見ながら、子どもが気づいた解き方について、話し合ってみましょう。
動画作成協力・・動くイラストフリー素材
いろいろな解き方がありますが
答えはすべて同じです
この複合図形の面積を求める問題は、元の図形の面積を 2つや3つに分けた長方形や正方形の面積を求め、最後にそれぞれの面積をたして、全体の面積を求めます。
また、元の複合図形の面積を囲む大きな長方形の面積から、複合図形以外の長方形の面積をひいて、元の複合図形の面積を求める方法もあります。
このことにより、図形の位置や向きを変えて、図形を分けたり、移動させても、面積(広さ)は変わらないことをとらえさせます。
また、面積(広さ)は、比較することができ、面積はたし算やひき算ができることをとらえさせます。
【1】下の色のついた部分の面積を
求めましょう
【2】下のような形の中庭があります。
中庭はたて8mよこ12mです。
池の大きさはたて2mよこ7mです。
花だんの大きさはたて3mよこ9mです。
タイルの部分の面積を求めなさい。
【1】
【2】
考え方と式
中庭の面積は 8×12=96
池の面積は 2×7=14
花だんの面積は 3×9=27
タイルの面積は 96−(14+27)=55
【答え 55】
下のように一つの式にまとめることもできます。
8×12−(2×7+3×9)=55
※()がないと計算の順序が変わってしまうので気をつけましょう。
最後に
図形を分けたり、移動させても、面積(広さ)は変わらないことや、面積(広さ)は、たし算やひき算ができるという考えをもとに、5年の「三角形や平行四辺形」や6年の「円」の面積の勉強もしていくので、練習問題を通して理解を深めることができればと思います。
また、面積の単位について、下のことを覚える練習をしておくと、面積の単位の問題がわかりやすくなります。
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