4年算数 面積3
複合図形の面積の求め方
子どもの学習支援 by いっちに算数 スマホ版

面積1にもどる

面積2にもどる
このページでは複合図形の面積をもとめる方法を学習します。先に上のリンク先をご覧下さい。

教え方5

 正方形や長方形の面積の公式を使って、下の複合図形の面積の求め方を気づかせます。

 下のピンクの図形のような形を
「複合図形(ふくごうずけい)」といいます。

 この面積の求め方を考えさせてみてください。
そして、最後に下の動画を一緒に見ながら、子どもが気づいた解き方について、話し合ってみましょう。


動画作成協力・・動くイラストフリー素材

いろいろな解き方がありますが
答えはすべて同じです

 この複合図形の面積を求める問題は、元の図形の面積を 2つや3つに分けた長方形や正方形の面積を求め、最後にそれぞれの面積をたして、全体の面積を求めます。
 また、元の複合図形の面積を囲む大きな長方形の面積から、複合図形以外の長方形の面積をひいて、元の複合図形の面積を求める方法もあります。

 このことにより、図形の位置や向きを変えて、図形を分けたり、移動させても、面積(広さ)は変わらないことをとらえさせます。
また、面積(広さ)は、比較することができ、面積はたし算やひき算ができることをとらえさせます。

練習問題

【1】下の色のついた部分の面積を
求めましょう

【2】下のような形の中庭があります。
中庭はたて8mよこ12mです。
池の大きさはたて2mよこ7mです。
花だんの大きさはたて3mよこ9mです。

タイルの部分の面積を求めなさい。


解答

【1】

【2】
考え方と式
 中庭の面積は 8×12=96
 池の面積は 2×7=14
 花だんの面積は 3×9=27
 タイルの面積は 96−(14+27)=55
      【答え 55

下のように一つの式にまとめることもできます。
 8×12−(2×7+3×9)=55
※()がないと計算の順序が変わってしまうので気をつけましょう。


保護者の方へ

最後に
 図形を分けたり、移動させても、面積(広さ)は変わらないことや、面積(広さ)は、たし算やひき算ができるという考えをもとに、5年の「三角形や平行四辺形」6年の「円」の面積の勉強もしていくので、練習問題を通して理解を深めることができればと思います。
 また、面積の単位について、下のことを覚える練習をしておくと、面積の単位の問題がわかりやすくなります。
4年面積の1ページ目へもどる

4年目次へ

「いっちに算数」の全体目次に戻る

Copyright 2019 いっちに算数 All Rights Reserved

inserted by FC2 system