3年算数
時こくと時間
子どもの学習支援 by いっちに算数 スマホ版

 この単元は東京書籍の教科書では1学期に習います。時間の計算や時刻を予想したり推察したりする力は日常生活と深く結びついていて、生き抜くために最低限必要な力です。
 お子さんが時刻や時間を正しく理解し、適切に考え判断できるよう、保護者やボランティアの方は、この記事を参考にして教えて下さい。
 

@時刻や時間を求める問題の解き方
A短い時間の単位「秒」を理解すること

時こくと時間の教え方

1年 とけい(1)  とけい(2)
2年 時こくと時間
時計の読み方、時間のはかりかたを忘れている場合は、前の学習にもどっておさらいしましょう。

教え方1

下の問題を読んで答えましょう

ななこさんは、
9時10分に家を出て





9時35分に公園に着きました


かかった時間はどれだけですか?




動画作成協力・・動くイラストフリー素材

答え 35分

問題2
ななこさんが買い物をするスーパーは
午前10時から午後7時30分まで開いています。
スーパーが開いている時間は、何時間何分ですか?






動画作成協力・・動くイラストフリー素材

考え方
10時から12時までは2時間あります
12時から7時半までは7時間30分あります
全部で9時間30分ですね

答え 9時間30分

問題B
たろうくんは、9時45分に家を出て、25分歩いて駅に着きました。
駅に着いた時こくは何時何分ですか。


動画作成協力・・動くイラストフリー素材

9時45分から15分歩くと10時になります。
さらに10分歩くと駅に着くので、駅に着いた時こくは、10時10分です。


問題C
あけみさんは、コンビニを出て40分歩いて
11時10分に家に着きました。
コンビニを出た時こくは、何時何分ですか。



時計の針を40分戻すことを想像させて下さい。


戻すときに12のところを過ぎるので、短い針は11から10の間に戻ることに気づかせましょう。

時刻の線分図もヒントに見せます。


答え コンビニを出た時こくは10時30分


教科書の練習問題もやらせてみましょう。

教え方2

1分より短い時間は 『秒』(びょう)という単位ではかるということを 教えます


秒を表す時計では、秒針(びょうしん)はいちばん細い針で、いちばん速く動いていることを教えます。

1分は60秒です
秒針が一回りすると分を表す針は1めもり進んでいます。


問題 80秒は何分何秒ですか?

80=60+20 だから 1分20秒です

練習問題

 @ 94秒=(  )分(  )秒
 A 135秒=(  )分(  )秒
 B  2分2秒=(            )秒
 C  1分42秒=(      )秒

練習問題の答え

 @ 94秒=(1)分(34 )秒
 A 135秒=( 2 )分( 15 )秒
 B  2分2秒=(    122    )秒
 C  1分42秒=( 102 )秒

お子さんが正しく答えられたら、ほめてあげましょう。



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