@分数÷整数の計算の意味と計算方法
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A分数÷分数の計算の意味と計算方法
B分数倍を使った割合の考え方
C分数の計算のきまりと分数の商の大きさ
↓分数÷整数のやりかたが理解できたら、分数÷分数の解き方を教えます。
わる数のペンキの量が、整数ではなく分数だった場合の解き方を考えさせます。
分数÷分数の解き方です。
次の問題を考えさせます。
言葉の式
ぬれる広さ÷ペンキの量=1dLでぬれる広さ
ぬれる広さも ペンキの量も 分数です。
式は となりますね。
この計算のしかたを考えさせます。
分数÷分数の計算のしかたが思いつかない時は、算数アニメを見せながら説明します。
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ペンキ1dLでぬれる広さを知るためにはdLを3倍すればよいことに気づかせます。
ペンキの量が3倍なら、ぬれる面積も3倍になることに気づかせます
図の黄色い部分(ペンキ)の広さが答えですが、どのような分数になるのかを考えさせます。
水色部分に注目させることがポイントです。
水色の部分は、1のです。
それが9個分だということに気づかせます。
あらためて式と答えの関係をみると
わる分数の逆数をかけた数になっていますね。
で割ることは、逆数の3をかけることと同じということに気づかせます。
お子さんが少しずつわかってきたら
説明させて考え方を確かめます
つぎに分子が1ではない分数でわる場合についても教えます
問題
問題の意味を下の図で確かめさせます。
言葉の式を考えさせて、式の数字をあてはめさせてみましょう。
言葉の式
ぬれる広さ÷ペンキの量=1dLでぬれる広さ
言葉の式は、分数でも整数でも小数でもかわりません
だから↓の式になります
しかし、今度はわる数の分子が1ではないので考えにくいですね。
そこでわり算のきまり「わられる数とわる数に同じ数をかけても商はかわらない」を思い出させます。※4年のわり算
このきまりを思い出して、わる数の逆数を両方の数にかけるとわる数は1になります。
↑の計算の途中をはぶくと↓のようになります。
つまり、分数÷分数の計算は
わる数を逆数に直してかけること
と同じです。
整数でわるときも分数でわるときも
わる数を逆数に直してかけ算にすればよい
ことを理解させます。
教え方1で学んだ分数÷整数の計算も結局は逆数をかけているのと同じことです。
分数はひっくりかえしてかける
と覚えるといいですよ。
帯分数÷分数、整数÷分数、分数÷整数のしかたを考えさせ、練習問題に取り組ませます。
※帯分数−仮分数の直し方のおさらい
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