2年の1学期の「長さ」の勉強を忘れている時は、おさらいをするとわかりやすくなります。
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1年の「ながさくらべ」の勉強を忘れている時は、↓ここをクりックして下さい。
1年の「ながさくらべ」
@長さの単位mを知り、mとcmの単位の関係を理解すること
A1mのものさしを使って長さを測ること
B1mをこえる長さの測り方を理解すること
C身近な生活の中から、1mをこえる長さを測るよさを知ること
【1】100cmを超えた長さを教える
両手を広げた長さを測ることを通して、100cmをこえる長さを測る方法を考えさせます。
しつもん
両手を広げた長さをはかるには
どうしたらいいですか?
30cmのものさしではかるよりも、もっと長いものさしが必要なことに気づかせます。
100cmをこえる長さを測るときは、30cmものさしを何回も使わなくてはなりません。間違えやすいし、大変ですね。
学校には1メートルのものさしが ありますが、ご家庭にはない場合が多いと思います。
ゆみこさんは、お母さんに まきじゃくを借りて
両手を広げた長さをはかってみました。
すると ゆみこさんと お母さんと おとうとの数字は次の表のようになりました。
まきじゃくがなければ、メジャーなどを使って
100cmという長さを実感させて下さい。
※金属製のメジャーは手をケガしないよう扱いに十分注意して下さい。
新しい長さのたんいをおぼえましょう
1mは100cmです。
1mは、1メートルとよびます
mのかきかたもおぼえましょう
メートルの書き方はcmやmmですでに練習していますが、確かめておきましょう。
【2】cmでの長さをmとcmで表そう
この長さをmをつかってあらわします
↓↓↓
考え方
100cmは1mなので
115cmは 100cm+15cmと考えます。
だから 115cmは 1m15cmとなり
1メートル15センチメートルとよみます。
(1メートル15センチとも言います)
↓mとcmで表した結果
106cmは 100cm+6cmなので
1m6cmです。
1メートル6センチメートルと読みます。
(1メートル6センチとも言います)
1m06cmは まちがいです。
1mのものさしを使って、いろいろなものの長さをはかり、1mの長さがどのくらいの長さかを体感させます。
1mものさしがない時は、1m以上の巻き尺(メジャー)を使って、身近ないろいろなものの長さを測らせたいと思います。
スチール製のメジャー
バネで手をケガしないよう注意して下さい。
ビニール製の巻き尺
※ビニール製の巻き尺は、100円ショップで売っています。一家に1つあると何かと役立ちます。
実際にお子さんといっしょに測る活動をしてみます。
(1)いろいろな家具のたて・よこを 1mものさしや まきじゃくで はかりましょう
例
冷蔵庫の高さ、洗濯機のまわりの長さ
カーペットやたたみの大きさ などを
はからせてみましょう。
スチール製のメジャーは、手をケガしないように保護者の方が手伝ってあげましょう。
(2) ゆかから1mは 自分の どのいちに なりますか
(3) 本や ざっしを ゆかに なんさつか ならべて 1mを こえるながさ をつくってみましょう
(4)れいぞうこの高さは 1mをこえますか?
こえるか こえないか よそうしてから はかってみましょう。
次のページには、
○ mとcmの単位関係
○ 長さの計算
を掲載しています。
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