2年 三角形と四角形(3)
子どもの学習支援 by いっちに算数 スマホ版

【小学校の先生方への指導補足】
授業づくりや研究授業の参考にしていただければ幸いです。

 この単元は1年の「かたち」の発展から2年では平面図形として指導しますが、「かたち」に着目させながら、その構成要素である「点」、「直線」、「頂点」、「辺」も理解させたいと思います。

そこで図形の仲間分けで、三角形と四角形の用語と定義をとらえさせると、次の2つのキーワードが考えられます。
@直線の数が3本と4本
Aそれぞれ直線に囲まれている
以上のことをとらえさせたいと思います。

 また三角形と四角形の弁別については、点構成と線構成を理解させたいと思います。そのために・・・

その1
 三角形の面構成を理解させながら、図形を構成する要素「頂点」「辺」をとらえさせたいと思います。

その2
 身近な生活から具体物を抽象化する活動を大切にしたいと思います

その3
 2年の構成要素の仕上げとして、「直角」をとらえさせます。そのために三角定規で直角を確認させたいと思います。

その4
 長方形、正方形、直角三角形の用語と定義をとらえさせたいと思います。

最後に

 図形領域の指導については、学年による内容の違いはありますが、基本的な考え方は共通ですので、この単元指導を機会に、図形領域を整理しておくと、他学年の図形の指導がしやすくなります。
 参考までに「図形指導の基本的な考え方」として、トップページに掲載していますので、そちらもご覧いただければと思います。

 先生方の授業づくりや研究授業の一つの参考になれば幸いです。

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