【小学校の先生方への指導補足】
授業づくりや研究授業の一つの参考にしていただければ幸いです。
ポイント1
「二次元の表」の学習の動機づけは、身近な生活場面からみつけさせます。
時間割
図書の分類
けが調べ
ポイント2
2つのことがらついて調べる時に、その観点を吟味させます。
○ どんな場所で
○ どんなケガを
○ 表を整理するとき、落ちや重なりがないか考えさせます。
ポイント3
保健室の資料をもとに、自分たちで表を作り、特徴や気づきを話しあわせることが大切です。
(特徴)階段はねんざが多い
(気づいたこと)ゆっくり歩いたほうがいい
(特徴)運動場が、1番ケガが多い
(気づいたこと)すり傷が多いのは転ぶから
(話し合ったこと)ケガ防止には、どんな声かけがいいかな
ポイント4
二次元の表の中の個数を合計から求める考え方は、練習問題を通して、理解させます。
○ 二次元の表の中で、わかっている条件(数)を考えさせます。
○ 二次元の表の縦の欄と横の欄の合計に着目させます。
○ 合わせた合計から、空欄の数がいくつになるかを考えさせます。
最後に
この単元は、3年で学習した「表とグラフ」で、身のまわりの事柄の資料を分類・整理することや表やグラフのよみとり方で既習経験を積んでいます。
そこで生活経験の中で、収集した資料を多面的にとらえて、二次元の表にまとめ、その事象を考察することを大切にしたいと思います。
そのために、自分たちの身近な生活に役立つ教材化を図ることができればと思います。
先生方の授業づくりや研究授業の一つの参考にしていただければと思います。
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