【小学校の先生方への指導補足】
つづき
〜「□を使った式」の指導で大切にしたいこと〜
その2
言葉の式から、□を使った式に
教え方1の問題Aを例にとると、
はじめに持っていた数−妹にあげた数=のこりの数
式は、□−11=8 となります。
上記のように、例題を通して□を使った式に慣れさせたいと思います。
その3
数量関係を言葉の式や図でとらえさせる
加法、減法、乗法、除法、それぞれの□を使った式を図で、説明することを大切にしたいと思います。
下記は、問題の中の図です。
その4
□を使った式の説明を考えさせる
下記のようにかいた図と立てた式について考え方を説明させることを大切にしたいと思います。
その5
わからない数量を、□を使った式で表すよさを知らせる
わからない数量を、□を使った式で表すよさをとらえさせたいと思います。特にわからない数量を□を使った式で表す時は、順思考の考え方で立式します。
順思考は、問題に示された数量をそのまま式にする考え方です。
この方法を理解しておくと、逆思考で□を使った式を立てても、順思考に置き換えて考えることができます。
先生方の授業づくりや研究授業の構想やまとめの一つの参考になれば幸いです。
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