授業の「めあて」って必要ですか?
と先生方に尋ねられた時は!つづき
そこで、今までの学習経験とのズレや不十分さからくる興味・関心から考えられる「めあて」づくりがなどがあります。
さらに結果や方法の見通しを持たせる「めあて」もあります。
このことをふまえて、1年生の「たし算」を教える時の具体的な「めあて」づくりを紹介します。
めあて@
8+3は、いくつになるかしらべよう
めあてA
8+3は、いくつになるか、どんぐりのえをかいてしらべよう (方法の見通し)
めあてB
8+3は、いくつになるか、けいさんのしかたを、くまのプーさんにおしえてあげよう。
めあてC
8+3は、11になるか、どんぐりのずをかいてせつめいしよう (結果の見通し)
このようなめあてができる時はいいですが、「教科書の復習問題の授業」などでは、子どものズレ・好奇心とは違って、
めあて→「ていねいな字で、教科書○○ページの問題をとこう」というめあてにする時もあります。
こういう時は、ぴたっとした「めあて」にならないこともありますので、安心して欲しいと思います。
研究授業の時もそうですが、普段の授業の中で、こうした「めあて」の考え方を意識しておくことは大切ではないかと思います。
若い先生方の参考になればと思います。
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