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問題
4こいりで32円のあめがあります。
このあめを16こ買うと代金はいくらですか。
あゆみさんの考え方
1このあめのねだんを計算してから16こ分の代金を計算する
32÷4=8
8×16=128
1つの式にまとめると
32÷4×16=128 答え 128円
□これはあめ1個分のねだんを先に考えてから全体を求めています
けんじくんの考え方
16このあめを買うためには、4こいりのふくろは 何ふくろ必要か考えてから、1ふくろの何倍になるかを計算しています。
16÷4=4 (4ふくろ必要)
32×4=128
(1ふくろの値段×4倍)
全体は1ふくろの4倍になることに注目しています。
1つの式にまとめると
16÷4×4=128 答え 128円
どちらの考え方でも 答えは同じですね。けんじくんは「何倍」という考え方を使っています。
問題
大きな水そうに20Lの水が入っています。となりの小さな水そうの4倍入っています。
小さな水そうには 何L入っていますか?
※4倍というのは、4こぶんという意味です。
線分図を書かせてみます
小さい水そうの水を□Lとしてかけ算の式を考えさせます
□×4=20
□を求めるには わり算をすればいいと気づかせます。
20÷4=5 答え 5L
もとにする大きさをもとめるときは、□を使ってかけ算の式に表すと 考えやすくなります。
暗算で2けたのかけ算をする方法を教えます。
25×4=100です。
(25mプールで4回泳ぐと100mという例を出すと記憶に残りやすく、覚えている確率が高くなります)
問題(1)
25×4=100を使って次の計算を暗算でしましょう
@25×8
A25×36
B12×25
考え方と答え
@25×8
8は4×2なので
25×4×2と考えると
25×4=100だから
100×2 となって
25×8=200 と暗算できる
A25×36
36は4×9なので
25×4×9と考えると
25×4=100だから
100×9 となって
25×36=900 と暗算できる
B12×25
12は3×4なので
3×4×25 となって
4×25=100だから
3×100 となって
12×25=300 と暗算できる
問題(2)
41×2の暗算を考えさせます
41は40と1なので
40×2=80
1×2=2
だから 80と2で82 と暗算できます
(筆算のように一の位から考えず、十の位から計算します。この場合 くりあがりはありません)
この式と答えを使って つぎの計算をしましょう
@ 41×20
A 23×20
B 25×40
考え方と答え
@ 41×20は 41×2が82だから
41×20=82×10で 答え 820
A 23×20は
23×2を暗算すると46だから
46×10となって 答え 460
B 25×40は
25×4=100なので
100×10となって 答え 1000