子どもたちは、学校の勉強だけでなく、習い事や地域の行事、遊びなど、さまざまな体験を通して、多くのことを学び成長していきます。
そういう子ども達の学びと成長の中で、効果的な学習という視点から、今日は、エビングハウスの忘却曲線を紹介したいと思います。
エビングハウスは、無意味な音節を記憶したら、時間がたつとともに、人がどれだけ忘れるかを調べました。上のグラフのように、時間がたつにつれて、忘れていくことがわかります。
人は、学んだことは忘れていきますが、自分にとって興味・関心がある勉強や体験活動は、忘れにくいと言われています。
そして、また、くりかえし「おさらい」をすると忘れにくくなるといわれてます。
エビングハウスの忘却曲線でも、20分たつと覚えたことの半分以上のことを忘れてしまうことがわかります。しかし、「おさらい」をすることによって、ふたたび学んだことを思い出し、忘れにくくなることも確かです。
子ども達は、毎日学校や習い事や遊びで多くのことを学んでいますが、さらに「効果的なおさらい」をすると、勉強したことが身につきやすくなります。
保護者の方が時間のあるときに「いっちに算数」を一緒に読んであげて効果的なおさらいにつなげてください。
スマホを大型テレビにつないでみると、親子でいっしょに見ることができ、質問や会話がはずむと思います。また、算数アニメも、一層、見やすくなります。
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