6年算数 中学受験に備えて
特殊算の教え方
子どもの学習支援 by いっちに算数

 6年生で私立中学受験を目指しているお子さんに特殊な算数の解き方や教え方を紹介しています。
       
算数の標準的な単元外の内容ですが、それぞれの学年の内容や計算方法を理解していれば、解ける問題です。それぞれのリンク先で詳しい教え方を解説しています。

目次
鶴亀算和差算植木算旅人算流水算通過算


和差算の解き方教え方
 合計と差がわかっている場合のそれぞれの値を求める問題(対象・・・4年生以上)

例 合計が500,差が60の2数を求める問題


植木算の解き方教え方
 間の数に注目して長さを求める問題
(対象・・・3年生以上)
例 植木の間の数が、植木の数より1少ないことに気づかせる問題


◆旅人算の解き方教え方
 上は出会い算。追いつき算はこちら
対象・・・5年生以上

離れた2地点から速度のちがう2人が出会うまでの時間を考える問題


同じ場所から時間をずらして出発した人に後から追いつくまでの時間を求める問題↓


つるかめ算の解き方教え方
 変わり方の表からきまりを見つけて解く
 対象・・・5年生以上


合計枚数と合計金額がわかっている場合の2種類のカードのねだんを求める問題↓


仕事算の解き方教え方
全体を1と見て解く問題です
 分数で解くより最小公倍数を全体の値にして解くとまちがえにくくなります。
 対象・・・6年生以上


3種類の送水管から入る水が満水になるまでのそれぞれ時間だけがわかっていて、水そうの大きさを自分で決めて解く問題↓


ペンキぬりの仕事を例にした問題↓


   


通過算の解き方教え方

 速さの問題の中でも列車などの長さのある乗り物に関する問題です。詳しい教え方は↑のリンク先をご覧下さい。

↑列車が橋を通過するのにかかる時間を求める問題


流水算の解き方教え方

 船が川を上り下りするときの速さや時間を問う問題です。船の速さと川の流れの速さの両方を考えるので少し複雑な思考になりますが、線分図を書かせることで解法のてがかりを得られます。

詳しい教え方は、↑のリンク先でご覧下さい。

保護者の方へ

これらの特殊な問題に対しては、図や表を書いて問題の数量関係をわかりやすくすることが、とても大切です。
 ふだんから文章問題は、いらない紙にラクガキのように、文の意味を図や表で書く習慣をつけさせておくと、算数に対する苦手意識も克服できます。

 このような問題は、教科書では、単元と単元の間の「考えを深めよう」などの短いページで発展学習的な扱いをされています。したがって、教科書によっては、載っていないこともあります。また、題名も「図を使って考えよう」「表を使って考えよう」など、いろいろな言い方になっています。いわゆる「旅人算・鶴亀算・仕事算」などの言い方をしていない教科書がほとんどです。



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