※6年算数「変わり方を調べて(1)」出会い算追いつき算はこちらです
@2つの変化する数や量の変わり方に目をつけ、たし算やひき算の考え方をとらえること
A2つの変化する数や量の変わり方を表や式で表すこと
B表から、変化の規則やきまりをみつけ問題をとくこと
変化する2つの数や量の変わり方を調べ、たし算の答えの変わり方のきまりを見つけさせ、問題の解き方を理解させます。
下の問題を例にして、考えさせます
問題を読ませた後に、問題の場面をとらえさせます↓
カードの枚数と売上高の変化の様子を表に整理させます↓
上の表の変化の様子から変わり方のきまりを見つけさせます↓
120円のカードが0枚のとき、100円カードは50枚で、売上高は5000円です。表では、120円のカードが1枚増えるごとに、100円のカードが1枚ずつ減り、売上高は20円ずつ増えていくきまりがあることがわかりました。
売上高5000円から目的の5300円に増えるには、5300-5000=300円と300円増えればよいことに気づかせます。
そこで、20円ずつ増えるというきまりに着目して計算をします。
300÷20=15
120円のカードは、15枚となります。
100円のカードは50-15=35枚です
式を整理すると、
式 5300-5000=300円
300÷20=15 50-15=35
答え 120円のカードは、15枚
100円のカードは、35枚
計算で買った枚数を確かめます。
アニメで上の問題の解き方を確かめましょう
上の問題を解いた考え方で、下の練習問題を考えさせます。
表をかいて変わり方のきまりがないか考えさせ、計算式を考えさせます。
上の表で50円のカード0枚のとき80円のカード20枚とすると売上高は1600円となります。
上の表からきまりを考えさせます
そして、50円のカードが1枚増えるごとに、1600円から30円ずつ減っていることに気づかせます。
求める金額との差は1600-1240=360円で
360円です。
そこで、50円のカード1枚につき30円ずつ減るという変わり方のきまりを使って計算します。
360÷30=12
50円のカードは、12枚となります。
80円のカードは20-12=8枚です
式を整理すると、
式 1600-1240=360(円)
360÷30=12 20-12=8
答え 50円のカードは、12枚
80円のカードは、8枚
※次のページの最後に、先生用の
指導補足を掲載しています。
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