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前の学習で「三角形の内角の和」は「180度と四角形の内角の和は360度」を学びました。
次にどんな四角形も内角の和は360度になることを三角形の性質を使って、考えさせます。
適当な四角形をノートに書かせて、向かい合う2つの角を直線で結び、三角形2つに分けます。
そして、この四角形の内角の和を考えさせます。
※四角形は長方形や正方形でない形を書いて下さい
お子さんの考えを聞いた上で下の動画をいっしょに見ましょう。
画像は3秒ごとに変わります
どんな四角形もこの考え方で内角の和は360度になることを確認させましょう。
五角形や六角形の場合はどうなるか考えさせます。
ノートに適当な五角形を書いて、三角形にわけるというヒントを与え、考えさせます。
考えと答えを聞いたら、次の動画を親子で見ましょう。
画像は3秒ごとに変わります
五角形の場合は、どんな形でも三角形3つに
分けることができるので
180×3=540度
になります。
六角形のときも同じように考えられるか、やってみましょう。
考え方と答え
三角形・四角形・五角形・六角形などのように
「直線で囲まれた形」を 多角形(タカクケイ)といいます。
下の表は、多角形と内角の和の関係を表しています。
@気がついたことを言わせましょう
A表のあいているところを計算で求めましょう
ヒント
七角形は180×□で求められます。□はいつも角の数より2少ない数です。
答えの表
同じ四角形をすきまなく並べるとどうなるでしょうか。
下の4つの四角形は合同です。
合同な四角形をすきまなくならべると・・・
このように1つの角に4つの四角形がぴったりあわさりますね。
よく見ると4種類の角が1点に集まっています。
このようにどんな四角形も合同な形を4つあわせるとぴったりしきつめられます。
適当な大きさの紙を4つ折りにして四角形を書き、
はさみで4枚重ねたまま切り離し、ならべて、しきつめられることを確かめさせましょう。
親子で並べ方を考えながらやってみましょう。
お子さんが正しくできたらほめてあげましょう。
身の周りにも四角形をしきつめたもようを
見ることがありますね。さがしてみましょう。
↓平行四辺形をしきつめた例
長方形をしきつめたもようの例
家の中の壁紙や床板、カーテンや洋服、カバーなどのもようから、四角形のしきつめをさがしてみましょう。
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