この勉強は、4年「計算の順序」「小数」の内容をおさえて習います。整数の計算のきまりが、小数になっても成り立つことを、とらえさせましょう。
@ 計算法則を理解して工夫して計算すること。
A 式の表す意味を実生活に合わせて読み取ること。
B 小数を含んだ式の計算法則を理解して正しく計算できるようになること。
下の問題を見せて解き方を考えさせます。
解き方を考えさせた後で、下の動画を見せます。
動画作成協力・・動くイラストフリー素材
考え方は下のように3通りあります。
@青い魚の池の面積と赤い魚の池の面積を別々に計算してたし算する方法
式は 1.7×5+2.3×5 になります。
A池のたての長さを先に求めて、横のながさとかけ算する方法
式は (1.7+2.3)×5 となります
B池を半回転して見て、青い魚の池の面積と赤い魚の池の面積を別々に計算してたし算する方法
式は 5×1.7+5×2.3 となります
どの方法でも答えは同じになることをとらえさせましょう。
※考え方2を用いると (1.7+2.3)=4 と整数になって、計算が簡単になることに気づいたら、ほめてあげるといいですね。
小数の計算でも計算のきまりが成り立つことを教えます。
計算のきまり □+○=○+□ (□+○)+△=□+(○+△) □×○=○×□ (□×○)×△=□×(○×△) (□+○)×△=□×△+○×△ (□-○)×△=□×△-○×△ |
練習問題 |
7.4+9.8+0.6 = |
2.7×3.8 = |
88×0.4 = |
64×10.8 = |
練習問題の答 |
7.4+9.8+0.6 = 17.8 |
2.7×3.8 = 10.26 |
88×0.5 = 44 |
64×10.8 = 691.2 |
あっていたらほめてあげましょう
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