5年 算数
整数と小数 2
子どもの学習支援わかる教え方 by いっちに算数

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教え方3

高さ132.6mの校舎があります。このもけいを作ろうと思います。もけいの大きさについて考えましょう。
   
もけいの大きさを元の高さの
にした時 高さは何mになりますか
132.6÷10=13.26  答え 13.26m

もけいを元の高さのにした時 高さは何mになりますか
132.6÷100=1.326  答え 1.326m

もけいを元の高さのにした時 高さは何mになりますか
132.6÷1000=0.1326  答え 0.1326m

それは何cmですか?
0.1326m=13.26cm


もけいは、どの大きさで作るといいですか?

>>>答え 高さ13.26cm(の大きさ)

校舎のもけいは、の大きさにするとちょうどいいですね。

小数点の位置がどのように移るかを調べてみると

整数や小数を、にすると、小数点は、左にそれぞれ1けた、2けた、3けた移ります。


上の言葉を覚えておきましょう。

教え方4

次の練習問題をやらせてみましょう

練習問題1
@下の数を、倍、倍、倍した数を言いましょう
 ア 347.3  イ 50.9
答えを言いましょう
A 5.4÷10
B 42.6÷ 100
C  62.4 ÷1000  

練習問題1の答え


答えが、あっていたらたくさん誉めましょう

練習問題2

1、2、3、4のカードを1枚ずつ使い、下の□にあてはめて、小数を作ります。いちばん、大きい数をつくりましょう。


□.□□□
いちばん小さい数は何ですか

練習問題2の答え
いちばん大きい数 4.321
いちばん小さい数 1.234


保護者の方へ

 この勉強は、マス目のノートに位取りを意識して書かせると、視覚的に理解させやすいと思います。理解に時間がかかるお子さんには、特に気をつけさせるといいでしょう。

 教科書の練習問題や学校からもらったドリルは、必ず行うようにしましょう。そうすることで、基礎力が身についていきます。そして、答え合わせをしたら、間違っている箇所を確かめて下さい。単なる不注意ミスなのか、根本的に理解ができていないのかを見極めることが大切です。

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【小学校の先生方への指導補足】
授業づくりや研究授業の一つの参考にしていただければ幸いです。

1 整数と小数の指導で大切にしたいこと

○ 十進位取り記数法の仕組みの理解(0〜9の数字と小数点を使うといろいろな整数や小数が表せること)
○ 数の構成をとらえること
56.72=10×5+1×6+0.1×7+0.01×2
○ 十進数のしくみを知ると、計算を簡単にできること

2 理解に時間がかかるお子さんに、思い出させたい学習

小数(3年・4年)

小数の大きさ(3年・4年)

○ 数直線では、右にいくほど数が大きくなること

小数のたし算ひき算(3年・4年)

○ 1.4+0.5の計算、1.4−0.5の計算の考え方

特に注意したいこと

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