この勉強は、3年生で学習した「表とグラフ」が基礎になっています。忘れてしまっている時は、下のページでおさらいしましょう。
@ 身のまわりのことがらから、問題点を見つけ、資料を分類・整理すること
A 2つの見方からことがらを整理する方法を考えること
B 資料を分類・整理するしかたやまとめ方がわかること
下の「けがをした人の記録」を見せて、表にかいて調べ、2つのことがらを考えさせます。
問題@
どんなけがをする人が多いか、表に書いて調べましょう。
問題@の答え
問い
この表からどんなことがわかりますか。
答えの例
一番多いけがは、すりきずで、一番少ないけがは、つき指です。
問題A
すりきずをした人の学年を表にまとめましょう。
こたえ
合計人数が9人になることをたしかめましょう
問い
この表からどんなことがわかりますか。
答えの例
・すりきずをした人は6年生が多い。
・すりきずをした3年生はいない。
など
問題A
どんな場所で、けがをする人が多いか、表に書いて調べましょう。
問題Aの答え
問い
この表からどんなことがわかりますか。
答えの例
一番けがが多い場所は、運動場で、一番けがが少ない場所は、教室です。
上の「けがをした人の記録」で、どんな場所で、どんなけがをする人が多いかを調べさせます。
そのために、一つの表にするまとめ方を考えさせます。
一つの表にまとめると下のようになります
上の表から、どこでどんなケガが多いかを考えさせます。
答えの例
○運動場で、すりきずのけがをする人が一番多い。→4人
○ろうかでは、すりきずや打ぼくのけがが多い。→すりきず3人 打ぼく2人
練習問題
上の「けがをした人の記録」で、学年ごとにどんな場所のケガが多いかを知るための表を作って調べてみましょう。
ヒント
答え
自分たちの身のまわりで起きていることがらについて、分類したり、整理したりして、一つの表にすることにより、「起きていることがらの傾向がわかる」ということをとらえさせたいと思います。
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○ 資料をもとに、2つの見方から、分類・整理し、問題の条件を整理する方法を教えます。
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