分数の教え方1へもどる
↑先にこちらをご覧下さい
教え方3
分母が同じ分数のたし算やひき算のしかたを教えます。
問題@
図で示すと下の図のようになります
考え方を説明します
問題A
考え方を説明します
帯分数と真分数のたし算も考えさせます。
問題B
考え方を説明します
分数には、分母や分子がちがっても等しい分数があることを図を使って教えます。
赤線で結んだ分数は、等しい分数です。
分子が1の分数は、分母の数字が大きくなると
分数の大きさは小さくなります。
例 よりのほうが小さくはさらに小さい
上の図を見て、次の分数と等しい分数を全部答えましょう
答え
最後に
4年生の分数の基礎を理解しておくと、5年生・6年生の分数がわかりやすくなります。
特に5年生では、分母が違う分数のたし算・ひき算を習いますので、4年の分数の練習問題をたくさんして、基礎力を身に付けていただければと思います。
【小学校の先生方への補足】
授業づくりや研究授業の一つの参考にしていただければ幸いです。
〜「分数の見方」について〜
下の二つの見方があります
@は、分数の成り立ちを自然に表したものですが、1を超える分数に拡張しにくく、「5等分の6個分数」 と表しにくい面があります。
一方Aは、単位分数の何個分という見方なので、1より大きい分数として拡張しやすい面があることを整理しておきたいと思います。
〜4年で教える「分数」は、単位分数のいくつ分という考え方を広げ、1より大きい分数を考えさせています〜
この続きはこちらをクリックし下さい
3/3ページに進む
次のページには、4年「分数」の指導のポイントを掲載しています。
Copyright 2019 いっちに算数 All Rights Reserved