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@ 小数の意味と表し方と大小の関係
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A 小数のたし算・ひき算の考え方
B 小数のたし算・ひき算の筆算方法
C はしたの部分を表す小数のよさ
小数のいろいろな見方について教えます。
線分図を使って、
@小数を、整数と小数の組み合わせでとらえる考え方と
A小数が 0.1の何こ分かという考え方を教えます。
1.2という小数を例にした説明図
@整数1と小数0.1を2こと合わせた数という見方
A小数0.1が12こ集まった数という見方
同じ1.2という数も上のように2とおりの見方があることに気づかせます。
3.8を2とおりの言い方で言いましょう
@3.8は1を( )こと0.1を( )こ あわせた数
A3.8は0.1を( )こあわせた数
答え
@1を(3)こと0.1を(8)こあわせた数
A0.1を(38)こあわせた数
正しく言えたらほめてあげましょう
下の問題の□にあてはまる数を答えましょう
答え
小数のたし算とひき算のしかたを教えます。
そのあとで、筆算のしかたを教えます。
小数のたし算の問題
0.6Lの水と0.3Lの水をたします。あわせると何Lですか?
式は、0.6+0.3 となります。
動画作成協力・・動くイラストフリー素材
上の動画のように、0.6Lは、0.1Lが6こ分です。
0.3Lは、0.1Lが3こ分です。
そこで、あわせて、0.1Lが9こ分になるので、
答えは、0.9Lとなります。
この時、式は、下のように書きます。
0.6+0.3=0.9
答え 0.9L
小数のひき算の問題
0.6Lの水と0.3Lの水があります。
ちがいは、何Lですか?
式は、
0.6-0.3となります。
0.6Lは、0.1が6こ分です。
0.3Lは、0.1Lが3こ分です。
ちがいは、
0.1Lの6こ分から、0.1Lの3こ分をひいて、
答えは、0.3Lとなります。
この時、式は、下のように書きます。
0.6-0.3=0.3
答え 0.3L
2年生で習った水のかさの計算に小数を使ってみましょう。
@ 下の水の量をdLを使わず、Lで表すとどうなりますか。
A下の水のかさのたし算をdLを使わずに式で表し、計算しましょう。
B下の水のかさのひき算をdLを使わずに式で表し、計算しましょう。
答え
@ 1.8L
A 1.6+0.4=2 答え 2L
B 2.2−0.5=1.7 答え 1.7L
小数のたし算とひき算の筆算のしかたを動画をみせながら教えます。
6.4+3.2の筆算のしかたです。
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7.5-4.2の筆算のしかたです。
動画作成協力・・動くイラストフリー素材
小数点の位置は、たてにそろえます。整数と小数の筆算では、一の位どうしがそろうように注意しましょう。
答えの小数点のつけわすれに注意しましょう
下の計算では0の扱い方に注意します。
小数のたし算のくり上がりやひき算のくり下がりのある筆算も、整数の筆算と同じ考え方であることを教えて下さい。
この小数の勉強は、3年生の2学期の終わり頃、または3学期の始め頃の勉強です。
この頃から、算数が難しく感じるお子さんもいますので、教科書や学校のドリルの練習問題を通して、理解を深めていただければと思います。
高学年や中学生で、算数や数学が苦手なお子さんには、この勉強から教えていくと、少しずつわかるようになってきます。
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