3年 重さ
子どもの学習支援 by いっちに算数 スマホ版

 「重さ」は見えません。そこで数字で「重さ」がわかるようにしていることを気づかせたいとと思います。同時に、だいたいの重さの感覚を知ることも「重さ」の勉強の大切なことです。

    

 そこで、買い物行った時に、食料品には、重さが明示してありますので、その中で重さの感覚をとらえさせることができます。また、子どもが苦手なはかりの目もりのよみ方も、家庭で料理をつくる時に、練習していくと、少しずつ目もりに慣れてきます。このことは、家庭ならではの教えるよさと思います。

         

 学校と違って、教科書に掲載されている2kgや1kgの台ばかりは、家庭にはないことが多いと思います。そこで下の写真のような調理用のはかりがある家庭は、これを使って学習すると重さの感覚や目盛りの読み方の勉強になります。デジタルはかりも重さの勉強に活用できます。

     
調理用はかり   デジタルはかり

@はかりを使ったものの重さのはかり方
Ag、kg、tの単位の理解
B重さのたし算・ひき算
C重さの単位のお互いの関係

教え方1
 家庭にある小物を、下の図の手づくりはかりで、1円玉を使って重さを予想しながら調べます。そして次のことを教えます。
◎重さの単位にはgがあります。
◎gの書き方は、gと書きます。
◎1円玉、1個の重さは1gです。


gのかき方

注釈 教科書で使っているグラムとキログラムのフォントがないので
「g とkg」のフォントで掲載させていただきます。ただし、正確なかき方は、子どもたちにわかるように動画アニメで提示しています。

重さくらべをしてみます

教え方2
 教科書の重さのページにのっているはかり写真を見せて、1kgのはかりの重さの調べ方を教えます。

子どもは、ふだん「はかり」を使う経験がありませんので、下のポイントをおさえて教えたいと思います。


はかりを使う時に気をつけること

○ 平らな所に置きます。
○ 最初ははりが0をさしていることを確認します。
○ 重すぎるものは、のせません。
(はかりがこわれます。)
○ 目もりは、真正面からよみます。


目盛りのよみ方

@最初はいちばん大きい目もりをよみます。
A次に2番目に大きい目もりをよみます。
B最後に最小の目もりをよみます。

下のはかりで、目もりをよみます

@最初はいちばん大きい目もりは、200gです。
A次に2番目に大きい目もりは、
20gです。
B最後に最小の目もりは、20gと30gの間なので25gです。
上のはかりのよみ方は、225gです。

◎教科書にのっているはかりのよみ方の問題で練習をすると、目もりのよみ方に慣れてきます。


細かいめもりのよみ方が苦手です

1sより重い時のはかりの使い方を教えます。(下は2sはかりです。)


最初にキログラムを教えます
重いものをはかる時には、
kgというたんいを使います。
1kgは、1000gです。


kgのかき方


2s用はかりの目もりのよみ方

@最初はいちばん大きい目もりをよみます。
A次に2番目に大きい目もりをよみます。
B最後に最小の目もりをよみます

上のはかりの青い色の番号の重さは、次のようによみます。
1は、400g
2は、1kg100g
3は、1kg600g
4は、1kg850g
そこで次のようによむこともできます
1kg100gは、1100g
1kg600gは、1600g
1kg850gは、1850g となります。

教え方3
 重さのたし算とひき算のしかたを考えさせ計算のしかたを教えます。

問題@ 重さ300gのダンボール箱に900gのアルバムを入れて送ります。
全体の重さは、何gですか?
      
式 300+900=1200
 答え 1200g
または、1200gは、1kg200gなので、
 答え 1kg200g

問題A 
ねこは重さは4kg
犬の重さ8kg500gです。
ねこと犬の重さの違いを答えましょう

    
犬8kg500g    ねこ4kg

8kg500gから4kgをひきます。8kg500g=8500g
4kg=4000g
8500-4000=4500
4500gは、4kg500g
答え 犬のほうがねこより4kg500g重い

教え方3
 とても重いものの重さを表すたんいであるトンを教えます。そして、重さに見合った重さの単位の表し方を確かめます。

   
カバ         ゾウ 
2000kg       5000kg


とても重いものの重さを表す
たんいであるトンを教えます
トンは、tと書きます。
1tは、1000kgです。


重さの単位を使い方を考えさせます

を使う時  

kgを使う時   

を使う時  


◎はかりの目もりのよみ方重さの単位の関係は、間違いが多いところです。教科書の練習問題で、繰り返しおさらいをすると間違いが少なくなります。

最後に
 重さの勉強は、料理をつくる時に、目盛りのよみ方を考えさせると少しずつ慣れてきます。また、買い物行った時に、食料品には、重さが明示してありますので、その中で重さの感覚をとらえさせたいと思います。
    

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〜こちらも参考にして下さい〜
◎子どものよさを伸ばし、自信を持たせるほめ方
◎家庭で教えて、基礎学力のアップ
◎テストの見直しで、基礎学力のアップ
◎「いっちに算数」の使い方

【小学校の先生方への補足】
指導の一つの参考にしていただければと思います。

〜「重さ」は見えない、そこで、「置き換える活動」と「量感」を大切に〜
 「重さの学習の領域」は、「長さやかさ」の学習と同じように「量と測定」の領域です。
 「量と測定」の学習では、長さやかさの学習と同じように、次の4段階で学習します。
直接比較→ 間接比較→ 任意単位による比較→ 普遍単位による比較
 そう考えると、「重さ」も量と測定の領域ですから「直接比較→ 間接比較→ 任意単位による比較→普遍単位による比較」の流れで授業を展開することになります。
 この掲載では、家庭で教えることで掲載していますので、直接比較の内容はふれていません。
 ところが、「重さ」は、「長さやかさ」のように、目で見ることできないので、子どもは、理解に時間がかかる学習です。そこで、「重さ」の学習は、特に「置き換える活動」や「量感」の指導を大切にしたいと思います。

直接比較・・・ 三角定規と鉛筆の重さ比べをした時に、手に持っていてもわかりません。そこで、重さの勉強をしてく内発的動機づけになります。
間接比較・・・自分たちで簡単な天秤を作って、シーソーの原理で重さを比べをすることきできます。
任意単位・・・ 任意単位による比較として、「1円玉、何個分かな?」と1円玉に置き換えて、重さ比べをすることができます。
普遍単位による比較・・・ 重さの単位して、普遍単位である1gの単位を教えます。1グラムを知り、はかりの使い方を教えると、身の周りのものの重さを予想してあてるゲームなどができ、子どもは意欲的なります。

【普段「はかり」を使う経験がないことについて】
 そこで、目盛りの読み方を、重さ比べ大会で、しっかり体験させたいと思います。そこで、○平らな所に置く、○最初は、はりが0をさしていること、○重すぎるものは、載せない、○ 目盛りは、真正面からよむ。を最初に教えておきたいと思います。
【1kg以上、測れる「はかり」を紹介について】
 1kgは、1000gを教えたら、目盛りの読み方を指導し、身の周りのものの重さを予想しあてるゲームは、量感を培い、大変効果的です。
【目盛りの読み方を通した単位の関係をとらえさせ方について】
 単位の関係をとらえさせながら、目盛り一目盛りの大きさにも、違いがあることに気づかせます。
【見た目は違ってもかわらない重さがあることについて】
 1kgの重さの粘土の形を変え、はかりではかっても同じ1kgであることに気づかせます。(量の保存性)
【重さの計算は、はかりを使って確かめさせることについて】

 重さの計算は、念頭操作も大切ですが、計算の確かめとして、はかりをつかうと効果的です。時間はかかりますが、目盛りの読み方や単位換算、量感の勉強にもなります。
【文部科学省学力テストの出第問題について】
 以前、リンゴの重さをよむ問題について、3年生の内容で出題されています。

□2019年度学習指導要領移行措置に関して
第3学年では、
接頭語(キロ「k」やミリ「m」)についても触れること
とあります。
1g→1000倍 1kgキログラム

1m→1000倍 1kmキロメートル
1m→1000分の1 1mmミリメートル

であることを示して、
単位の前にkがつくと1000倍を意味し、mがつくと1000分の1を意味することにも触れておきたいものです。

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