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一万までの数のしくみをもとに、一億までの数のしくみに気づかせます。
下の算数アニメを見せながら、千万が百万の10倍になっていることに気づかせます。そして千万を10倍した数は一億ということを教えます。
つまづきやすいお子さんには
↓のようなカードを用意してあげると
わかりやすくなります。
答え
解説
千万の位までの数の大小をくらべ、数直線上の数字をよんだり、書いたりすることを教えます。
下の図で数直線の見方を教えます
※1めもり1000を表しています
数直線のよみ方を練習します
下の□の数を言いましょう
答え
よみかた
93000 九万三千
100000 十万
105000 十万五千
114000 十一万四千
教え方
9|3000のように数字を左から4つずつ区切る線を書き込むとわかりやすくなります。
10|0000
10|5000
11|4000
正しく読めたらほめてあげましょう
大きな数の大小のくらべ方を教えます。
2つの数をくらべて、
> か < を使って、表す練習をします
例えば
@63800<64300
どちらも6万をこえる数ですが、千の位が大きい右の数の方が大きい数です。
A485000> 48600
数字の並びを見ると右の方が大きいように感じますが、↓のように右は1けた少ないので
左の方が大きい数です。
わかりにくいときは 位取りの表に書き込んでくらべましょう。
問題
( )にあてはまる >か< を書きましょう
@ 326400 ( ) 362400
A 90060 ( ) 90600
B 4132000 ( ) 413200
答え
@ 326400 ( < ) 362400
A 90060 ( < ) 90600
B 4132000 ( > ) 413200
万の位までの数の簡単なたし算とひき算のしかたを教えます。
17000円 3000円
問題@
赤いゲームきと青いゲームきのねだんをあわせるといくらになりますか?
17000円は1000円が17こあります
3000円は、1000円が3こあります
17+3=20だから
1000が20こあるので 20000です
答え 20000円です
問題A
赤いゲームきと青いゲームきのねだんのちがいは何円ですか?
17000円は1000円が17あります
3000円は、1000円が3あります
17-3=14だから
1000が14あるので14000です
答え 14000円です
答えがあっていたらほめてあげましょう
数を10倍や100倍にすることや、数を10でわることを考えさせ、□×10の計算や□×100の計算、□÷10の計算のしかたを気づかせます。
問題
あめ1このねだんがかわると あめ10このねだんは どうなりますか
あめ1このねだんが 20円の時
20×10=200
20の10倍で200
答え 200円
あめ1このねだんが25円の時
25×10=250
25の10倍で250
答え 250円
上のことから、次のことを教えます。
どんな数でも10倍すると、位が1つ上がり、右はしに0を1こつけた数になります。
動画でみると、次のようになります。
覚えておくと、これからの勉強の役に立ちます。
数を100倍にした時のことも教えます
どんな数でも100倍すると、位が2つ上がり、右はしに0を2こつけた数になります
問題
10こで50円のあめがあります
あめ1このねだんはいくらですか?
50÷10=5
こたえ あめ1こ5円
10こで250円のあめがあります
あめ1このねだんはいくらですか?
250÷10=25
こたえ あめ1こ25円
上のことから、次のことを教えます。
一の位が0の数を10でわると、位が1つ下がり、一の位の0をとった数となります。
動画でみると、次のようになります。
声を出して覚えると
これからの勉強に役立ちます
答え
4年生になると「億を超える数」や「兆」を勉強します。しかし、普段の生活ではなじみがうすいので「億」や「兆」の大きな数を苦手とするお子さんもいます。
そこで、3年生の「一億までの数」の教科書の練習問題で、おさらいをしっかりして、4年生に向けての基礎を身につけることができればと思います。
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