3年「1けたをかけるかけ算のひっ算」を忘れている時は、おさらいをしましょう。上をクリックしください。
@(2けたの数)X(2けたの数)の計算の意味
A(2けたの数)X(2けたの数)の筆算のしかた
B(3けたの数)X(2けたの数)の筆算のしかた
C かけ算の交換・結合・分配の法則を用いた計算や確かめの考え方
D かけ算の結合法則
教え方1
買い物の場面を使って、
(2けたの数)×(何十)の
かけ算の計算のしかたを考えさせます。
おさらい問題@(2けた×1けた)
1こ23円のイチゴを買います。
@ 3こ買うと何円になりますか?
式23×3=69 答え69円
ここまではおさらいです
では 次の問題を考えさせます。
2けた×何十
A 1こ23円のイチゴを30こ買うと何円になりますか?
言葉の式では「1個の値段」×「個数」ということに気づかせます。かける数が何けたでも式は同じです。
式 23×30=
30この代金を
23×3を元に考えさせます。
23×3=69は、わかっています。
この69が10個集まって69×10となるので
式は、(23×3)×10=690となります
このことから、
23×30=690となります
【答え 690円】
問題A
1つ48円のけしごむ40個では、代金はいくらでしょう。
式は 48×40 になることを確認させます。
上の考え方を使って、48×40の計算のしかたを考えましょう。
下の図の赤い□にあてはまる数を考えさせます
正しい答えが言えたら、48×4を筆算させて、答えを求めさせます。
48×4=192で、
次に192×10となり
式は、(48×4)×10=1920となります
このことから、
48×40=1920となります
【答え 1920円】
@25×2 A13×4 B35×8
はノートなどに筆算させてください
Cは暗算で考えさせます
(3×10)×(7×10)と考え
3×7×100となります
次にかける数が、0がつかない2けたの数の場合の求め方を教えます。
教え方2
買い物の場面を使って、(2けたの数)×(2けたの数)のかけ算の計算のしかたを考えさせます。
問題B
1こ23円のイチゴを34こ買います。
何円になりますか?
問題の考え方
式は、1個の値段×個数で
23×34となります
※今度はかける数が0がない2けたの数です
イチゴ34個を30個と4個に分けてかんがえてみましょう。
23×30の答えと23×4の答えをあわせればいいことに気づかせます。
上のイチゴ30こ分のねだんは、
23×30=690で 690円でしたね
上のイチゴ4こ分のねだんは
23×4=92で92円ですね
合計は690円+92円=と考えますので
690+92=782 782円です
つまり
23×34=782 ということになります。
23×(30+4)=782ということです
この考え方を理解させたあと、筆算のしかたを教えます。
23×34のひっ算のしかたを考えましょう
まず考え方(意味)をたしかめさせます
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次に23×34のひっ算のしかた
を教えます
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くりあがりがあるときは
となりに小さく繰り上がる数を書くと
忘れません
理解できたら、教科書の問題を解かせて
くり返し練習させましょう。
次の学習(3けた×2けたの筆算)へ進む
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