@いろいろな形の半分や半分の半分の大きさのつくり方
A折り紙やテープを使った「2分の1」の意味と表し方
B折り紙やテープを使った「4分の1」の意味と表し方
C分数の言葉の意味と分数を生活場面で用いるよさ
リンゴやようかんなどを使って、半分に切り分けることにより、「半分」の大きさに気づかせます。
→
リンゴの半分
その後、折り紙を使って、正方形や長方形の「半分」の大きさをつくり、半分ずつの形が重なり合っているかに目を向けさせ、元の形の半分であることを確かめさせます。
正方形を半分にしてみましょう。
動画作成協力・・動くイラストフリー素材
上の動画のように、実際に正方形の折り紙を折って切り分けた2つの紙を重ねて、同じ大きさになっていることを確かめさせます。
そして、次のことを教えます。
同じ大きさに2つに分けたひとつ分を、もとの大きさの2分の1(にぶんのいち)といい、と書きます。
そして書き方を教えます。
動画作成協力・・動くイラストフリー素材
声を出して覚える練習をすると、このあとの分数の勉強がわかりやすくなります。
の大きさの例
という分数の意味を確かなものにするために、長方紙を折ってもとの大きさの
をつくらせます。
長方形を半分にしてみましょう
動画作成協力・・動くイラストフリー素材
下の練習問題を解かせてみましょう。
こたえ
この続きは↓ここをクリックして下さい
2/3ページに進む
2年生で教える「分数」は、ケーキやリンゴ、折り紙などを使って、もとの大きさに対して「等しく半分」や、「等しく半分の半分」になるという意味で、や
を教えます。
ケーキやリンゴ、折り紙のもとの大きさがまちまちだと、や
の大きさそのものも変わります。
この分数の意味に加えて、3年生で教える「分数」は、飲み物の1リットルのや
というふうに、1リットルという誰もが使う単位をもとに、
リットルや
リットルという使い方をするので、
や
の量は変わりません。
こういうふうに、学年があがるにつれて、分数の意味が広がってきますので、各学年の「分数の教え方」で具体的に掲載していきたいと思います。
Copyright 2019 いっちに算数 All Rights Reserved