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(20までの数その1)
10から20までの数のしくみを教えます。
下のブロックの数のよみ方とかき方を教えます。
ノートに 何度も書かせて
正しく書けるように練習させましょう。
10より大きく20までの数の大小に気づかせます。
もんだいD
18と15は どちらがおおきいですか。
もんだいDのこたえ
と
だから 18 が おおきいです
もんだいE
18と20は どちらがおおきいですか。
もんだいEのこたえ
と
だから 20 が おおきいです
正しく答えられたらほめてあげましょう
「2とび」「5とび」の数え方を教えます
上のサクランボは、
2 4 6 8 10 12 14 とかぞえます
となえかた
(にーしーろーはーとう、じゅうに、じゅうし・・・)
※「じゅうに」のところから、唱え方が変わることに気づかせましょう。
「2とび」でかぞえると 早くかぞえられるね
上のバナナは、1ふさが5本なので
5 10 15 20と数えます。
(ご じゅう じゅうご にじゅう)
「5とび」でかぞえると 早くかぞえられるね
※2とびや5とびの数え方は2年生の「かけ算」の教え方につながります。
また、1年三学期の時計の読み方の勉強でも役に立ちます。
※2とびの数え方は、5年偶数と奇数の学習にも出てきます。
1.
2.
大きい数から小さい数に並んでいることに気づかせます。正しく読めたらほめてあげましょう。
さらに
「14はどれ?」「19はどれ?」などの質問もして、答えさせてみましょう。
3.
上の線は学年があがると数直線といいます
右にいくほど数が
大きくなることを教えます
右にいくほど数が
大きくなることを教えます
【小学校の先生方への補足】
指導の参考にしていただければと思います。
〜この単元は、十進数位取りの基礎を理解させる単元です。そこで「100までのかず」、「100を超えるかず」の指導を、意識しておきたいと思います〜
○「数と計算」の基本的な指導をふまえて
この単元は「数と計算」の領域ですので、「数と計算」の基本的な指導の流れを下図のように「数の構成」→「数の性質(順序、系列)」→「加減の計算」として、とらえておきたいと思います。
このことをふまえ、この単元の指導の流れ(単元構成)を、とらえておきたいと思います。
@具体物の数を数図ブロックに置き換えて数を数える操作を通して、10といくつという数の構成を知る。
A20までの数のよみ方、書き方を知る。
B数概念をのばすための活動をする。
C20までの数の構成について理解を深める。
D20までの数の順序、系列をまとめる。
E20までの数さがしをする。
F20までの数の構成にもとづく加減の計算をする。
〜「20までのかず」の指導で
大切にしたいこと〜
その1
「20までのかずで「数の唱え方」に着目して」
じゅういち、じゅうに、じゅうさんと数えていくと、二十のところで、これまでの数の唱え方と違うことがわかります。ここが、10進数位取りをきづかせるひとつのポイントとなることをとらえておきたいと思います。
その2
具体物の数を数図ブロックに置き換えて数を数える操作を通して、10といくつという数の構成の指導で大切にしたいこと
@具体物(教科書の図)→半具体物(ブロック)→数値化(数字)のこの流れが、数を扱う時の基本とします。そのために、子どもと一緒に、操作活動をしながら、10を超えるかずをとらえさせ、次の順序で指導します。
◎具体物を一つずつ数えます
◎ブロックで置き換えます
◎読み方と数字の書き方を教えます。
◎具体物をさして、「じゅうしち」の読み方を教えます。
◎数字の書き方を教えます
◎10が2つで20となることを教えます。読み方が変わったことを教えます。