子どものよさを伸ばし、
自信をもたせるほめ方
子どもの学習支援 by いっちに算数 スマホ版

子どものよさを伸ばし、自信を持たせるためには、ほめることを大切にしたいと思います。
「子どもには、叱ることのほうが多くて」ということもよく聞きます。

そういう時は、子どものよい所を考えたり、子どもの伸びを待つということを意識していると、子どものよさが見えてくるのではないかと思います。

特に他の子どもとの比較ではなく、その子自身が、時間の経過の中で伸びているところをほめることができれば、と思います。

例えば「昨日より、今日は、こんなことができたね。」と、大きな伸びではなくてもいいですから、普段の生活の中での、小さな伸びをほめていっていただきたいと思います。
同時にその子なりの発想や考え方もほめることができればなお、お子さんの自信につながるでしょう。
その時に「ほめるポイントが、その子にぴったりあてはまっている」と、子どもは「できる」という自信を持ちはじめます。

家庭で算数を教える時にも、次のことを意識してほめていくと「子どもは、できるという自信」を、少しずつ持ちはじめ、笑顔になります。

○ この考え方は、買い物などの生活に役立つね。
○ だれも気づかなかった考えだね。
○ その考えは、いつでも使えるね。
○ そのやり方は、正確にできるね。
○ 図があるから、わかりやすく説明できるね。
○ 前に使った考えを利用しているからわかりやすいね。
○ そのやり方は、短い時間でできて、とても簡単だね。
○ 数字や記号があって、みんながわかりやすくなるね。

スポーツや習いごとをしているお子さんもおられると思います。
その中で、その活動に「ぴったりあてはまるほめ方」があると思いますが、算数も同じです。

あせらずじっくり子どものよさを見つめ、時間の経過の中で、その子の小さな小さな伸びをほめ、お子さんのよさを引き出していけたらいいですね。   

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