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(線対称図形・点対称図形の書き方は前のページです)
前のページで勉強した線対称や点対称の考え方をもとにして、いろいろな正多角形を見せて、線対称なのか、点対称なのかを考えさせます。
そして、@対称の軸はどこか、A対称の中心はあるかないか を考えさせます。
正多角形が線対称なのか、点対称なのかを調べ、線対称のときは、対称の軸の本数も調べます。
お子さんに「どうして線対称なのか、点対称なのか」、考え方を説明させます。
正三角形
線対称 軸の数は3本
正方形(正四角形)
線対称と点対称 軸の数は4本
正五角形
線対称 軸の数は5本
正六角形
線対称と点対称 軸の数は6本
正七角形
線対称 軸の数は7本
正八角形
線対称と点対称 軸の数は8本
線対称と点対称の調べ方と、軸の数の見つけ方は、これからもよく使うので覚えましょう。
下のマークは、いろいろな自動車会社のマークです。
線対称、点対称、どちらでもあるもの、どちらでもないものを探しましょう。
※光線の違いは考えません
線対称 | |
点対称 | |
どちらでもある | |
どちらでもない |
解答
線対称 | 1.2.4.5.7. 10.12 |
点対称 | 8.11. |
どちらでもある | 3.9 |
どちらでもない | 6 |
お子さんが正しく選べていたらほめてあげましょう。
点対称がわかりにくいお子さんのために上下逆の画像を下にしめしておきます。3.8.9.11は、上の画像と比べても変わらないことを確認させましょう。(光線の違いは無視します)
かたちあわせゲームもやってみましょう
その中で線対称はどれ?点対称は?
など答えさせるとよいでしょう。
答え
図形の勉強は、図形の見方の発想が生かされますので、計算は苦手というお子さんがすばらしい発想で問題をといていくこともあります。
お子さんの図形に対する見方や発想を大切にして、練習問題をといた時の考え方を聞いて、勉強の意欲を高めることができればと思います。
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点対称や線対称の図形の書き方
以下のようなアニメを使って
説明しています
【小学校の先生方への指導補足】
授業づくりや研究授業のヒントの参考にしていただければと思います。
この単元は、以前は6年で学習していましたが、途中、中学1年に移行され、再び、6年に移行された学習内容です。5年生の図形学習の既習内容は、次の内容があります。
5年生の合同な図形
合同→二つの図形が、ぴったり重なる時、これらの図形は「合同」という。合同な図形は、対応する辺の長さは等しく、対応する角も等しい。
例
5年生の円と正多角形
辺の長さが、すべて等しく、対応する角もすべて等しい多角形を正多角形といいます。
また 各学年で学習した基本的な図形はつぎの図形があげられます。
1年
いろいろなかたち
2年
三角形四角形(正方形、長方形、直角三角形)、
箱の形
3年
二等辺三角形、
円、球
4年
平行四辺形、ひし形、台形、
立方体、直方体
5年
多角形、正多角形、
角柱、円柱
教師用「図形指導のポイント」
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