4年算数
角とその大きさ1
角と角度
子どもの学習支援 by いっちに算数

 角を測るためには、頂点に分度器の中心をあわせることや0度の線を図りたい形の直線に重ねるなどの適切な操作活動が必要です。
 また目盛りの内側と外側の読みまちがいがないようにすることも大切です。
 そのためには、このページの動画イラストを見せながら、角度をはかるコツを理解させてください。

@角度の単位と分度器を使った角度のはかり方
A360度までの角のかき方
B正三角形や二等辺三角形の角について
C三角定規の角と角度の簡単な計算

教え方1 角とは

 動画を見せながら直線が回転しできる形としての角についてと、角の大きさ(回転角といいます)に気づかせます。

角にはいろいろな大きさがあることを下の動画で見せましょう。



動画作成協力「動くイラストフリー素材」

円の半径を書いた2本の線がつくる角について考えさせます。

 
1.はじめ↑

2.すこし開くと↑


3.4分の一の円ができたときの角
直角に気づかせましょう↑


4.もっと開くと↑


5.半円ができたときの角↑
半回転開くと直角2つ分の角になります


6.さらに開くと↑


7.4分の3回転したとき↑
直角3つ分の角です

  
8.さらに大きくなると↑


9.全部開くと直角4つ分の角になります↑


直角を忘れている時は、動画を見せます
2年生で習った直角の説明です


直角の作り方アニメ↓(2年のおさらい)

教え方2

 角度という言葉と表し方を教え、分度器を使った角の大きさのはかり方に気づかせます。

 角の大きさをはかるには、下のような分度器を使います。
例えば直角は90度で90°と表します。
度(°)は、角の大きさの単位です。
一度は1゜と書き、「いちど」と読みます。
1゜は直角を90に等分した大きさです。
度は、角の大きさを表す単位です。
角の大きさのことを「角度」ともいいます。

分度器のめもりは1゜から180゜まであります。外側と内側に逆向きに並んでいます。
角の向きによって外側と内側のめもりを使い分けます。

直角2つ分は2直角(2ちょっかく)といいます。
90゜が2つ分で180゜で、半回転の角度です。
直角をふやしていくと↓のように4つ分で1回転の角度360゜になります。

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4年算数「角とその大きさ」のページ構成
1.角と角度このページ
2.分度器で角をはかる
3.分度器で角や図形を書く
4.先生方への助言
5.分度器の使い方アニメ特集

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