○3けたの数÷1けたの数の筆算
○2けたの数÷1けたの数の暗算
教え方3−@
3けたの数÷1けたの計算で、答えが3けたになる筆算のしかたを教えます。
問題
あめが834個あります。3チームに同じ数ずつ分けると、1チーム分は何個になりますか?
式 834÷3
2けた÷1けたの筆算のやり方から、834÷3の筆算を考えさせ、下の動画で考えがあっているか 確かめさせます。
動画作成協力・・動くイラストフリー素材
答え 1チーム278こずつ
百の位から順に計算することを教えます
たしかめの計算
278×3=834
元の数になるので商はあっています
教え方3−A
3けたの数÷1けたの計算で、はじめの位に、商が立たない時の筆算のしかたに気づかせます。
問題
あめが258個あります。6チームに同じ数ずつ分けると、1チーム分は何個になりますか?
式 258÷6
百の位の2わる6はできないので
最初の2けたの25わる6を考えます。
その後ひき算の答え18わる6をします。
答え 1チーム43こずつ
百の位に商(わり算の答え)が立たない時は、十の位に商を立てて、これまで通り計算することを教えます
※最初の2けた÷1けたの商を十の位に書く
わられる数が3けたでも、2けたの時と同じ考え方で、筆算できます
かんたんな2けたの数÷1けたの計算での暗算のしかたを教えます。
「何十わる何」のわり算は、3年生ですでに学習しているので ここでは一の位が0でない2けたの数を1けたでわる暗算のしかたを教えます。
問題
75円のリボンを3人で同じようにお金を出しあって買うことにしました。
1人、何円出せばいいでしょう。
頭の中で考えさせます
はじめに70÷3で20が商になります
75から20×3=60をひくと
15がのこるので
15わる3で5になり、
さっきの20とたすと
25になります。
答え 一人分は25円
かんたんなわり算は 暗算でもできるように練習させましょう。
最初は、お金のもけいを使って
考えさせるとわかりやすくなります。
保護者の方へ
3けたの数÷1けたの数の筆算と
2けたの数÷1けたの数の暗算を理解したら、教科書の練習問題や学校のドリルなどでの練習を通して、少しずつ基礎力身につけていただければと思います。
5・6年生でもまちがえやすい問題を
紹介します
下の答えでたしかめましょう
3以上の数が入ると商は3けたになることに気づかせましょう
最後に
わり算の勉強は、3年生で習っていますが、4年生のわり算は、2けた÷1けたや、3けた÷1けたの計算で、子どもによっては、難しく感じる計算です。そこで、わり算の計算の考え方を丁寧に教えながら、筆算のしかたを学びとらせたいと思います。算数アニメの動画を見せながら気づかせていくとわかりやすくなると思います。
学校でも練習問題に取り組んでいると思いますが、家庭でもおさらいして、少しずつ基礎力を高めていただければと思います。
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