2年の「かくれた数はいくつ」
をおさらいしましょう。
@言葉の式や□を使った式に表すよさ
A□に使って式に表すこと
B□を使った式にあてはまる□を求めること
たし算やひき算の場面で、□を使う式の立て方を教え、□の求め方に気づかせます。
問題@ 太郎君は、日本昔ばなしの本を集めています。お姉さんから、5さつもらったので、全部で、13さつになりました。はじめに何さつもっていましたか? |
↓↓↓
問題のとき方
はじめに持っていた本の数を□さつ持っていたとして、たし算の式を考えます。
文のとおりに式を作ると
□+5=13
となります。
この□に あてはまる数を考えます。
6.7.8と □に入れていくと
8のとき、ちょうど13になります。
はじめにあった本の数は8さつです。
図に書いて、式で求める方法を教えます。
下のような線分図を書くと わかりやすくなります。
※1年生ではブロックを使って考えました。
※2年生ではテープ図を使って考えました。
線分図は手軽に書けて、数量の関係を理解するのに役立ちます。
わからない数を□を使って表すと、問題のとおりに式に表すことができ、□にあてはまる数が、もとめやすくなります。
はじめの数を□と考えて問題を解く方法です。求める式はどうなるか、かんがえさせましょう。
問題A たろうくんは マンガを何さつか持っていました。いもうとにマンガを11さつあげたので 今は8さつになりました。 たろうくんは、はじめに、マンガの本を何さつ持っていましたか? |
考え方
たろうくんが、はじめに持っていたマンガの数を□さつとすると、下のような図が書けます。
文のとおりにしきを書くと
□−11=8 となります。
図を見るとわかるように□はたし算で求めます。
線分図を見れば、たし算になることがよくわかりますね。
しき
□=11+8=19 答え 19さつ
練習問題を通して、考え方を確かめさせます。
練習問題1
□にあてはまる数を言いましょう
@ 35+□=100
A □+150=350
B □−15 =35
C □−580=840
練習問題2
運動場で子どもが25人あそんでいました。
何人か教室にもどったので、のこりは12人になりました。教室にもどった子どもを□人として、ひき算のしきに表し、答えをもとめましょう。
次のページには、かけ算とわり算の場面で、□を使った式の立て方と□の求め方を掲載しています。
※ 先生用の指導補足は、次のページの後ろに掲載しています。
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