この学習は、逆思考の問題を解くてがかりとしてテープ図を使うよさを理解させる学習です。
※順思考・・・文そのままの式
※逆思考・・・逆に考える式
@かくれた数(ふえた数)を求める方法
Aかくれた数(へった数)を求める方法
Bかくれた数(はじめの数)を求める方法
Cかくれた数をテープ図を使って求める方法
次の問題を見せて考えさせましょう。
(ふえた数はいくつ?)
問題1
花子さんが、あめを 15こ もっていました。
おかあさんから 何こか もらいました。
ぜんぶで 21こになりました。
ふえた数は 何こですか?
問題の説明図↓
問題の中から
・わかっていることや数
・わからないことや数(答えになる数)
を 答えさせましょう。
テープに表すとどうなるか、考えさせましょう。
この問題では
・わかっていることは「はじめの数」と「ぜんぶの数」です。
・かくれた数は「ふえた数」です。
解き方のアニメを見て、考えがあっていたら、ほめてあげましょう。
動画作成協力・・動くイラストフリー素材
テープ図とことばの式↓
1年生では、下のように数図ブロックや○を紙に書いて考えさせましたが、数量が大きくなるとブロックが足りなくなったり、○を書く作業が大変になるので、テープ図が便利だということに気づかせます。
おさらいのリンク
※1年生の「たし算」ブロックで考えようの例
※1年生の「ずをかいてかんがえよう」の例
次の問題を見せて考えさせましょう。
(へった数はいくつ?)
問題2
ゆり子さんが、あめを 24こ もっていました。
何こか たべました。
ぜんぶで 18こになりました。
へった数は 何こですか?
問題の説明図↓
問題の中から
・わかっていることや数
・わからないことや数(答えになる数)
を指摘させましょう。
テープに表すとどうなるか、考えさせましょう。
この問題では
・わかっていることは「はじめの数」と「のこりの数」です。
・かくれた数は「へった数」です。
解き方のアニメを見て、考えがあっていたら、ほめてあげましょう。
テープ図
次の問題を見せて考えさせましょう。
(はじめの数はいくつ?)
問題3
まりこさんが、あめを 何こか もっていました。
5こ たべました。
のこりは 15こになりました。
はじめの数は 何こですか?
問題の説明図↓
問題の中から
・わかっていることや数
・わからないことや数(答えになる数)
を指摘させましょう。
テープに表すとどうなるか、考えさせましょう。
この問題では
・わかっていることは「へった数」と「のこりの数」です。
・かくれた数は「はじめの数」です。
解き方のアニメを見て、考えがあっていたら、ほめてあげましょう。
テープ図
教科書にいろいろな問題がのっていますので、解かせてみて、できたらほめてあげましょう。
下の図のチューリップを見て考えましょう
【1】 赤いチューリップが7本、ピンクのチューリップが6本あります。チューリップは ぜんぶで何本ありますか。
ヒントのテープ図
【2】赤とピンクのチューリップが13本あります。赤いチューリップは7本です。ピンクのチューリップは何本ですか。
ヒントのテープ図
【3】赤とピンクのチューリップが13本あります。ピンクのチューリップが6本あります。赤いチューリップは何本ですか。
ヒントのテープ図
答え
【1】7+6=13 答え 13本
【2】7+□=13 だから
13−7=6 答え 6本
【3】□+6=13 だから
13−6=7 答え 7本
式と答えがあっていたらほめてあげましょう。
この勉強は、
3年生の「□を使った式」につながります。