２年算数 10000までの数
４けたの数
子どもの学習支援ｂｙいっちに算数スマホ版

はっぱは　なんまいあるかな
たくさんの葉っぱも、数えられるようになろう

　お子さんは、１年生の時、「大きいかず」という勉強で、
「１０が１０個、集まったときに１００になる」
という勉強をしています。
　そして、２年1学期の「１０００までの数」の勉強で、
「１００が、１０個集まって、１０００となる」
ことを習っています。

おさらいが必要なら下をクリックして下さい
「２年１０００までの数」

１年「大きい数」

そして、ここから４けたの数(1万までの数)について学びます。同時に十進数のしくみについて、あらためてしっかり学習します。

①1000をこえる数の表し方と数え方
②100を単位とした数の見方
③10000という数の意味と大小の比較
④生活場面で1000をこえる数を用いるよさ

教え方１

　1000のまとまりに気づかせ、1000をこえる数の数え方や表し方を教えます。

問題①
1円玉が、下の図のようにあります。
1円玉は、何こあるか考えましょう。

【１】最初に下の図の数を数えさせます

1円は10こ　あつまると10円です
10円は　１０こあつまると100円です
上の図は　たてが10こ　よこが10こです　
ですから　これは100円と同じです

【２】１００円を１０こあつめると
１０００円(千円)になります↓

↓

【３】さらに下の図では１０００のまとまりと
１００のまとまりと　はんぱがあります。

下の点が1円玉なら、全部でいくらになるでしょう

１０００のまとまりが２つで2000円です

100のまとまりが４つで　400円です

そして５３この1円で　53円です。

つまり
2000円と400円と53円で　2453円です。

2453円は、２千４百５十3円と読みます。

2年生でもお年玉などで1000円札を持ったことがあるでしょう。100円玉１０こで千円札と同じ金額になることも　理解しているお子さんが多いと思います。
千円札と100円玉と10円玉、1円玉を適当に用意して「これでいくらになる？」などと聞いてみましょう。正しい金額が言えたらほめてあげましょう。

教え方２

つぎにお金以外のもので４けたの数を考えさせます

1000をこえる数を数字であらわす方法を教え、1000をこえる数のしくみに気づかせます。

もんだい
いんさつ室に　たくさんの　紙が　あります。
１０００まいの　たばが　２たば
１００まいの　たばが　４たば
１０まいの　たばが　５たば
さらに　３まいの　紙が　あります。
ぜんぶで　何まいの　紙が　ありますか。

　↓いんさつ室にある紙のまい数について考える動画を見ましょう

動画作成協力・・動くイラストフリー素材

１０００まいのたばが　２たばで　２０００まいあります
１００まいのたばが　４たばで　４００まいあります
１０まいのたばが　５たばで　５０まいです
さらに　３枚　あったので
2000+400+50+3＝２４５３
ぜんぶで２４５３まい　あります。

※教え方１の数と同じです。

お金で２４５３円を表すと
千円さつが　２まい
百円玉が　４こ
十円玉が　５こ
一円玉が　３こ
で２４５３円になります。

このように　千の位がいくつ、百の位がいくつ、十の位がいくつ、、、というように数字のしくみは、数がどんなに大きくなっても、１０のまとまりでできていることを確認させます。
そして、読み方は大きな位のほうから順に
　□千□百□十□
（何千何百何十何)
というような言い方をすることを教えます。
また、その位に数がない場合は、読み飛ばして次の位を続けて読むことも教えます。
たとえば　５０６０は、５せん６じゅうと読み、８００３は　８せん３　と読みます。

学校では、千の箱とか百の箱などの言い方をすることもあります。
慣れないうちは、↓のようなカードを用意して
数字を書き込めるようにすると読みやすくなります。

数字の読み方を書く問題には、下のようにカードを活用します。

漢字の数字を読んで数字で書くときもカードに書き入れるとわかりやすいです。

読み方に慣れてきたらカードを使わずに書けるようになります。

※日常生活では、漢字で数字を書くことはあまりないのですが、テストではときどき出される問題です。口に出してスラスラ読めれば、漢字でうまく書けなくてもあまり心配することはありません。